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バスキュラーアクセス

こんにちは、あきです。


透析を行うためには1分あたり200mL程度の血液を体の外に取り出さなくてはいけません。

ですが元々ある静脈では1分あたり30mL程度しかとれません。

さすがにそれでは透析はできませんよね。それを解決するために『シャント』と呼ばれる血液の出入り口を作っています。

バスキュラーアクセスの種類は大きく『シャント』と『非シャント』の2種類に分けられます。

シャントは『短絡』という意味で、手術を行い動脈と静脈を無理矢理結ぶことで静脈に動脈血を流した状態のことを指します。

現在主に使用されているシャントには患者自身の動静脈血管を使った『自己血管内シャント』と人工血管と患者自身の動脈を使った『人工血管内シャント』があります。

非シャントにはカテーテル、動脈表在化、動脈へ直接針を刺すなどが挙げられます。

一部抜粋し、特徴を挙げていきましょう。

★自己血管内シャント
一般にシャントと呼べばこれを意味します。手首付近の橈骨動脈と橈側皮静脈で作るのが一般的です。動静脈吻合方法は端々吻合、側々吻合、側端吻合と3種の吻合方法があります。それぞれの特徴は

吻合


どの方法も一長一短ですが、手術のしやすさから側端吻合が選ばれることが多いです。


★人工血管グラフト
自己血管を使ったシャントを作成するには自己静脈がある程度の太さと強さがなければ作れません。中には細い血管しかないためシャントを作れない方もいます。そんな人には人工血管をつかってバスキュラーアクセスを作ります。
現在主に使用されている人工血管は3種類。

gurahuto.png



★動脈表在化
自己血管が弱くシャントを作れない場合や、シャントを作ることで心臓に負担がかかってしまう場合などに選択するバスキュラーアクセスです。血管内圧の高い動脈に穿刺するため、失敗すると容易に腫脹する。また、返血するための静脈を確保する必要があるため、血管が荒廃していると穿刺が困難になるため………とても大変です。
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