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腎臓の働き

こんにちは、あきです。

科学の発展に伴い、医療分野でも恩恵を授かることができています。そのひとつとして機能が低下した各種臓器の代用や補助が挙げられます。いまや眼鏡や義手義足だけでなく、心臓、腎臓、肺などの機能を代行することが可能です。

そのなかでも腎臓の代行。『血液透析』と呼ばれている治療に私たち臨床工学技士は深く関わっています。

腎臓の機能が落ちてくると『腎不全』と呼ばれる状態になります。理由は様々ですが、とにかく腎臓の働きが低下してしまった状態のことです。
腎臓は尿を作り、体にとって不要な毒素を体外に排泄する役割をもっています。働きの低下により、毒素がどんどん体に溜まることで様々な症状として現れます。それを改善させるために『血液透析』を行い、毒素を抜いてあげるわけですね。

腎臓が悪くなると体に毒素が溜まるだけではありません。そこで腎臓の働きについて簡単に説明しておきましょう。

腎臓の機能は言うまでもなく尿を作ることが主な働きとなります。そのほか血圧を上昇させるレニン分泌、血圧を下げるプロスタグランジン分泌、赤血球を作るために必要なエリスロポエチン分泌など多角的な機能を持っています。


・尿を作る

血液は腎動脈を通り腎臓の糸球体に到達します。糸球体を通過するとき、血圧を原動力として糸球体にて絞り出された液が尿として体外に排泄されます。尿を絞り出すときに一緒に体の中の不要な老廃物や毒素を尿に混ぜ混んで排出しています。
腎臓の働きが低下すると、尿を作ることができなくなります。体の中の余分な水分や老廃物が溜まり、むくみや吐き気などが出てしまいます。


・ホルモンの分泌

腎臓では赤血球を増やすために必要なエリスロポエチンというホルモンが作られます。赤血球は体にとって重要であり、呼吸で取り入れた酸素を全身隅々まで運ぶ役割があります。
また、血圧を調整するホルモンも作られています。血圧を上げる『レニン』と下げる『プロスタグランジン』です。腎臓に流れ込む血液の量を判断して全身の血圧を調整する働きがあります。


・ビタミンDの活性化

腎臓ではビタミンDを活性化する働きも備わっています。ビタミンDは食品などに多く含まれていますがそのままではあまり意味がありません。腎臓で活性化ビタミンDとなることで、腸管でのカルシウム吸収を増やし、全身の骨を丈夫にする働きを持っています。
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