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透析関連テスト【透析膜】

こんにちは、あきです。


部下の教育ツールとして以前、Googleフォームを紹介したと思います。

Googleフォームを使って項目毎にテストを作成。

毎週月曜にうちの施設の技士向けに公開しています。



本来、私たちの知識や技術に他人が点数をつけるべきではありません。

他人と競ったり点数化することの意味は薄いです。

プロである以上、昨日の自分よりどう成長できたかを問うべきです。


ですが皆が皆、意識高く思慮深く仕事ができる訳ではありません。

やる気もポテンシャルも百人いれば百通り。

私が作っているテストは、知識をつけるためではなく、知識を得るための取っ掛かりになってくれたらと思って作っています。

点数化に意味は無いとは言いましたが、明確に点数化してあげることで直接やる気に繋がっている子もいます。

知識の確認としてのツールにももってこいです。


なにより、学生を離れ何年も経つとテストというものが懐かしくなるものです。


現にこれを初めてからは、若い技士の知識と興味は向上しているように感じます。感じるだけかもしれませんが…



教育ツールとして、とても優秀に思います。





前置きは長くなりましたが第一弾!

テーマは【透析膜】

透析膜について


全10問で解答付きです。念のためアドレス収集させていただいておりますが、入力はご自由にどうぞ。

また、当院の技士向けに私が作ったお手製ですので内容・解説・解答に不備がありましたが教えていただけると助かります!


今後も様々なテーマで公開していきますので、乞うご期待!!



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オルケディア錠

こんにちは、あきです。

今年の透析医学会で発表になりました。
協和発酵キリンのCa受容体作動薬、オルケディア。

もともとCa受容体作動薬には『レグパラ』がありましたね。
続発性副甲状腺機能行進症の患者に対して使用するお薬で、副甲状腺細胞にあるCaレセプターに作用して、過剰に分泌されている副甲状腺ホルモン(PTH)の産生を抑制する働きがあります。

レグパラが発売された当時はその管理のしやすさから持て囃されたものです。
ですが有害事象も多少目立ちました。

悪心、嘔吐、腹部不快感といった上部消化管障害が起こるのです。

オルケディア錠では、これを約半数まで抑えた、有害事象の少ない薬となっているようです。

また、レグパラより低用量でコントロールが可能となれば、なお使い勝手のいい薬なのではないでしょうか?




ただ・・・

こと透析患者においては透析で『パーサビブ』を投薬している患者であればそっちの方が楽・・・ですよねぇ。


レグパラ飲んでる人は変更するメリットはありそうですが、パーサビブ使ってる施設であれば不要な薬・・・

そんな印象!!!


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DCS-100NXの新機能!

こんにちは、あきです。

肌寒い時間がだんだんと増えてきましたね。
インフルエンザも流行りはじめているようで。
風邪など引かないようご自愛ください。


さて、先日の記事でも紹介しました、第24回HDF研究会で展示されていました。

日機装DCS-100NXの新しい機能!
ココロオドル機能ばかりですね。




⚫BVplus
従来のBV計から新たに2項目のモニタリングを追加。
実血流量が表示されるようになり、設定血流量との乖離が見れます!ニプロ社製HD-03買っちゃったけど、こっちがあれば要らなくなるのかな?精度はどんなもんなのでしょうか・・・。気になります。

⚫アーチループ
従来の血液回路ではなく、プライミングボリューム(回路内充填量)を減らした新しい血液回路です。
従来品と大きく異なるのは、動脈側のチャンバ・静脈側チャンバ上部の静脈圧ラインが無くなったことですね。
動脈チャンバがなくなることでプライミングボリュームが軽減。
さらに静脈側チャンバ上部の圧ラインをなくすことで静脈側チャンバを満たせるようになりました。

回路の中で血液とエアが接触することで、どうしても残血が目立ってしまいましたが、これは回路残血0も夢じゃないかも知れませんね!

代わりに圧ラインを測る用のダイアフラムがチャンバ手前、透析器出口側のラインに付きました。『圧ポッド』というらしいです。ずんぐりむっくりしてて可愛いんです、これが。

⚫I-HDFプログラム
ついに来た( ̄□ ̄;)!!?
日機装もこれに手を出しましたか。今まで日機装ではなかったのですよね。
盲信するわけではないですが、私は自分のところで生理食塩水を使って疑似的なI-HDFをした経験があります。
血圧が下がってなかなか除水ができない患者だったのですが、擬似的とはいえ、効果は抜群でした。
なのでI-HDF自体には、好印象なので・・・待ってましたって感じですね。

これは是非、営業の方が来たときに聞かなくては!


大きく変わったのはこんなところでしょうか。
その他地味に便利機能も追加されています。機会があればご紹介しますね!


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透析施設におけるBCP

こんにちは、あきです。

東日本大震災で岩手・宮城・福島の380病院のうち全壊11、一部損壊289、外来受け入れ不可45、入院受け入れ不可84病院にも及びました。

首都直下地震の被害想定では、負傷者147,600人、重傷者21,900人ライフライン停止率は電力48.6%、上水道79.5%と想定され、病院の診療継続に大きな影響を与えると言われています。


しかし震災時ほど病院の需要は高まるものです。
大規模災害発生時においても病院はその機能を損なわずに診療を継続できるようにBCP(事業継続計画)を作る必要があります。

具体的には病院内の各職種が集まり、
1.組織の設立
2.人員や器材、指揮系統などの確認
3.被害の想定
4.通常業務の整理・簡略化
5.大規模災害時の業務整理・簡略化
6.優先業務の制定(概要表作成)
7.文書化

が必要となります。

大規模災害発災後の動きをいくつかのフェーズに分け、発災~6時間、24時間、48時間、72時間といったように各部門の動きを概要表にしておくと初動が楽になります。

初動がらくになれば結果的に現場の混乱は早期に収束へ向かい、医療機関としての機能をいち早く取り戻すことに繋がります。


BCPを取り入れた防災マニュアル作成なども、現状の医療機関には必要となります。

考えるだけでも災害対策となります。

是非透析室単位でもいいので行ってみてください。


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第24回 HDF研究会

こんにちは、あきです。

週末に川越でHDF研究会があったので参加してきました。

実はHDF研究会は6年連続参加しているという。

超勤勉ですね~。


今回は地元開催ということもあり移動は楽でした。

第一印象は『年々規模がショボくなってるなぁ…』でした(笑)

割と栄養や性能評価に偏った内容ばかりの学会という印象ですが、それが大切なんでしょうね。

特に若い技士さんはガンガン聞いてほしいです。


今年は新しくバクスターからでたポリフラックスの報告もちらほらありましたね。


ヨーロッパではHDに比べてHDFの有用性を確かめる為の大規模研究が行われて、それにポリフラックスが一役買ったそうな。

そもそも海外は後希釈主流なわけで。

日本との比較にはならんのだろうと思っていましたが、ポリフラックスのように日本に入ってくる膜が増えれば後希釈HDFももっと熱く活発になるのだろうか。

実際前希釈大量液置換ではALB抜けてないっていうし。


後希釈で、日本の膜では耐えられないくらいの補液速度をガンガンかけてみたいなと最近は思っている。

『テーラーメイド透析』なんて最近は騒がれていますが


後希釈HDFももちろん、その選択肢の中に入れてあげてより患者にあった治療法を提案してあげれたらいいですね。



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